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ゆる~くだらだら

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センター試験に失敗した教員志望者は岐阜聖徳学園大学がおすすめ【大学受験】

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はい、ども。


先日、センター試験がありました。
良かった人も、悪かった人もいると思います。

で、小学校教員を目指してる人がセンターを失敗すると、結構辛いんですよね。というのも、全国にある「〜教育大学」って大体センターの点数で合否が決まるからです。


2次試験で頑張ってももう手遅れ、という場合がほとんどです。

焦って私立大に出願しようとしても、国立との出願傾向の違い+センターが悪かったショックで、勉強がなかなか手につかないと思います。


そこで、失敗した人向けに今回は私の経験を踏まえて記事の方を書きたいと思います。

・岐阜聖徳学園大学とは?

岐阜にある私立大学。
教育学部がメインで、実際あとの学部はおまけ。

教員就職者ランキングでは、私立大の中で文教大に次ぐ2位(全体でもトップ10位内)、総合順位は国立の岐阜大よりも上。

偏差値は教育学部が約50で、それなりに受験勉強をしないと受からないといったレベルでございます。

・私のセンター失敗談

私の過去の話をすると、小学校の教員になりたかったこともあり、福岡教育大を目指してセンターを受けました。


ですが、数学で「数1・A」で出していたにも関わらず「数1」を45分くらいかけて解くという失態をしてしまい、慌てて消しゴムで回答を消して残りの10分ほどで必死に問題を解いてました。


結果、33点。
数2・Bの方は訳が分からず、22点でした。


正直、余裕で7〜8割取れると思っていて、すでに大学の願書を書いて提出する準備もしてました。


ですが、この結果では出せるはずありません。

もう受験勉強したくなかったので、焦って私立大学を探しました。
そして、教員就職者ランキングを見ていると、疑問が湧いたんですね。


「このFラン大みたいな名前の大学が5位!?」


「もうここだ!」と思い、1月下旬にメルカリで過去問を買って、受験日まで繰り返し解きました。そして、無事に合格。


ここからは、受験勉強についてと、大学生活やいい点・悪い点について書いていきます。

・岐阜聖徳の良かった点

・1 周りに教員志望者が多い

元々は岐阜教育大学という名前で、今でも教育学部がメインの大学です。
そんなこともあり、入ってくる学生は教員志望がほとんど。

「朱に交わらば赤くなる」という言葉通り、教員志望者に囲まれて生活してると、自分も教員になるのが当然、という気になってきます。


「教師」というと立派なイメージですが、正直大したことない先輩方も多数いらっしゃいます。

全体で7号館に集まり実習の話を聞く時などは、生徒同士が大声でベラベラ喋っていていつも先生に怒られる、というのがお決まりでした。

・2 入試が簡単

受験勉強についてはあとで書きますが、センターの勉強をしてきた人にとっては死ぬほど簡単です。

本命を受ける時のいい滑り止めになるので、この点は非常にいいです。
実際、ここを第一志望にしてた生徒はいませんでした。

愛知教育大に落ちた生徒が仕方なく入ったパターンが多かったですね。
なんで、「元愛知教育志望者が多い」=「実質、愛知教育大である」と言えます。

・3 周りに何も無いため、勉強に集中できる

これはメリットなのかデメリットなのかわかりませんが、学校の周りは田んぼしかありません。

「とりあえずカラオケ」や「暇だからららぽーとをぶらぶらする」という選択肢が鼻から存在しないので、勉強するにはうってつけです。

ちなみに、唯一ある娯楽といえば大学から徒歩30分くらいにあるカラフルタウン(ヨーカドー)の中の映画館です。

・4 単位が簡単に取れる

これも良いのか悪いのかわかりませんが、単位は簡単に取れます。
出席してるだけで取れる授業が7割、一応テストを頑張らないといけないのが3割って感じでしょうか。

テストも授業を半分出てれば大丈夫ってものが大半なので、何も心配いりません。

たまに単位を落として1年と一緒に授業を受けていらっしゃる先輩(ぽんちゃん)もいましたが、それはいつもどこにでもある光景です。

・5 一人暮らしができる

大学が岐阜駅からバスで20分くらいかかる不便な立地なんで、実習を控えた2年などは一人暮らしを余儀なくされます。

若い頃の一人暮らしって貴重な経験なんですよ。
実家と一人暮らしの両方を知ることに意味がある、というか。

私は過去に茨城県の山奥(最寄りのスーパーまで片道13キロ)という環境を1ヶ月1人、チャリのみで生きてきましたが、あの日々が今の溢れんばかりの自信に繋がってると確信してます。

・岐阜聖徳の悪かった点

・1 劣等感に苛まれる

これは心の持ちようの問題です。
人目を気にするタイプの私は、毎日のように思ってました。


「福岡教育に受かってたら、今頃博多ラーメン食ってたのかな?」

「授業クソつまんないけど、福岡教育は面白いんだろうか」


など、とにかく福岡に行っていた場合の自分が頭をもたげ、毎日楽しくありませんでした。

皆さんは、納得のいくキャンパスライフを送ってください。

・2 手に職がついてる感が無い

他の大学がどうなのかわかりませんが、少なくともここで思ったことを書きます。

まず、子供と触れ合う機会がありません。
教員志望者は子供と触れ合ってなんぼ、だと思うんですが、大学でそういう機会は皆無です。

1年で学校に行く機会が年に3回。
3年の実習で2〜3週間と、圧倒的に実習不足というか。

付属の小学校があるのに、その強みを生かせてません。

なので、自分から市の活動に参加するなどの積極性は必須ですね。

・3 学校内が閉鎖的

教育学部は国語専修・数学専修など分かれてます。
1専修につき大体30〜40人です。

4年間そのメンバーで一緒にやっていくので、よく言えば横の繋がりが厚くなります。

悪く言えば、息苦しいです。
高校以上の期間同じメンバーで固定されるんですよ。

気の合う仲間ができなければもう最後、地獄の4年間の始まりです。
実際、私はその地獄に耐えきれず途中で辞めました。

・4 田舎なのでチャンスが限られる

田舎でしかできないこともあります。
しかし、若いうちはやはり都会の方がチャンスの間口が広いんですよね。

私はゲームライター に興味があり求人を探したんですが、ほぼ東京に偏ってました。他にも色んなバイトやら活動を探しても、やはり都会の方が圧倒的に多い。

大学外でいろいろやってみたい、という人には向いてないかもしれません。

・5 設備がしょぼい

実際に大学に行けばわかりますが、しょぼいです。
そもそも生徒が少ないんでしょうがないですが、狭いし建物もしょぼい。

受験したことのある明治学院大は中にチャペルがありおしゃれな感じでしたが、ここは皆無。

まあ、「何しに行ってんだ!勉強しろ!」って話なんですけど・・・。

・教員になりたいだけならオススメ

教員になるのが第1目標の人にはオススメです。
都会でキラキラしたキャンパスライフを夢見る人には、はっきり言ってオススメしません。

・1週間で間に合う受験勉強

ここからは受験勉強の仕方について書いていきます。

・国語

現代文は中学校レベルなので、無勉で合格ライン取れます。

古文は、単語帳の単語を半分程度覚えていればある程度読めますし、選択肢を絞ることができるので、単語帳だけやってれば大丈夫です。

ちなみに、センター国語対策をやってきた人は国語に関してはノー勉で大丈夫です。


単語はこれで十分です。

・英語

単語帳はセンターレベルまでやってあることが前提です。

長文は2つあったと思いますが、文はセンターよりも簡単。
参考書のレベルとしては「やっておきたい英語長文300」さえできれば大丈夫です。

会話文問題は、「明らかにこれだろ」というのが答えなので、対策は不要。

空欄補充問題の数が結構多いので、ネクステージなどの文法書を1冊やっておけば大丈夫でしょう。

ちなみに、私は長文と会話文で満点を取り、文法の空欄補充問題を感で解く作戦で見事受かりました。


余裕があれば500の方もやっておくと、本番余裕が生まれます。

・世界史

残りは、数学・社会・理科から1つを選択できます。
私は世界史だったんで、世界史について書きます。

世界史は悪問が多かったです。
センター対策だけしてると、意外と失点してしまう問題が多い印象でした。

勉強法としては

  • 1、教科書を1冊読み込む
  • 2、過去問を読んで傾向を掴む
  • 3、出題の傾向を分析しながら、教科書をまた読む


というのがオススメです。

・赤本の使い方

赤本は1冊で十分ですが、不安な人は年度の違うものをもう1冊買ってやるといいと思います。

A・B日程、短大の問題が載ってたと思いますが、全部やりましょう。
割と量が少ないので、1日で1冊終えられるはずです。

出題の傾向さえつかめば、答えがわからなくても雰囲気で答えがわかるものが多かったので、何度も解くのがいいです。


私は1週間、毎日1冊解くのを繰り返してました。
正直、1週間あればここの大学は余裕で間に合います。


他、オススメの参考書やオススメの部活・遊び場について知りたい方がいれば、コメント欄に書いてください。

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