【体験談】高校中退を迷ってるなら早く辞めた方が特だよ
はい、ども。
私は、高校1年の終わりに高校を中退しました。
理由としては、
- 電車で片道1時間かかる
- 第1志望に落ちた
- 授業がつまらない
- 友達がいない
- 高校の偏差値が低い
- 周りのレベルも低い
など、挙げだしたらキリがありません。
今回は、高校を中退しようかどうか悩んでる人向けに記事を書きます。
中退のいい点・悪い点を挙げていき、中退した後どうしたらいいか?についてアドバイスをしていきます。
・高校生の中退率とその理由
文部科学省が2019年に発表した「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2018年に高校を中退した人の数は約4万9千人です。
(公立が2万9千人、私立が2万人)
これは全体の1.5%にあたります。
不登校や、イジメにあっていて辞めたいが辞められない、という中退予備軍の生徒を合わせれば、その数字はもっと上がるでしょう。
中退するのは1年生が最も多く、その後に2年、3年と続きます。
中退の理由としては、学校生活に適応できない、人間関係がうまくいかない、学校が自分に合わない、などが大半です。
・高校中退のメリット
・1 「人生のレール」という幻想が消える
「高校→大学→就職→結婚→家を買う→子供を産む」
みたいな価値観に、みんな流されて生きています。
このどれかで上手くいかないことがあると、みんな焦ります。
「やばい!みんなと同じ道を辿らないと、1人だけ取り残される!」と。
今のあなたも同じ状況じゃないですか?
「高校は嫌だから辞めたい。だけど、みんなと同じじゃなくなるのは嫌」
私も、辞める前は思ってました。
ですが、そんなレールは存在しません。
そのレールのようなものに必死にしがみ付いて、哀れな人生を送っている人はたくさんいます。
レールは追いかけるものじゃなくて、自分で作るものです。
中退したら、自分だけのレールを突っ走る覚悟で生きてください。
・2 自分の時間が好きなだけ持てる
体育館に集まって無駄な校長の話を聞くことも、質の低い教師のわかりにくくてつまらない授業を聞く必要も、もはやありません。
1日中、自分の好きなことに没頭してられます。
ゲームに没頭してyoutubeでゲーム実況始めるもよし、マンガを描きまくって賞に応募するもよし、何してもOKです。
ですが、以外と人ってしたいことがわからないものなんですよね。
休みの日が待ち遠しくてたまらなかったはずなのに、いざ毎日休みになると暇で暇で仕方ない、みたいな。
・3 人間関係から解放される
嫌いなやつと顔を合わせなくて良くなります。
人間関係に問題があると、ものすごいストレスになるので、これは非常に嬉しい。
都会っ子ならば、満員電車で通学するというストレスも消えます。
悪い面をいうと、人とあまり合わなくなるので対人恐怖症に陥りやすい、ということですかね。
・高校中退のデメリット
・1 最終学歴が中卒
当たり前ですが、学歴は中卒です。
中卒で働けるといえば、バイトや肉体労働が主で、選択肢が鼻から絞られています。
なので、他にやりたい仕事がある人はここがネックになります。
・2 辞めた後どうなるかは完全に本人次第
辞めるのは簡単ですが、辞めた後は大変です。
今後どうするかは自分次第、親はどうすればいいかなんて知りません。
今後どうすればいいか、自問自答して生きていくしかないので、そこは難しいと思います。
ただ、自分の人生を生きてる人は大概その作業をやっているので、そこに早く飛び込めるというのはいいことです。
・3 自堕落な生活になってくる
高校をやめると、あっという間に生活リズムが崩れます。
早起きする必要ないし、いつまでも起きてられるので、昼夜逆転生活になりやすいです。
また、あまり外に出なくなるので太りやすくなります。
見た目にも気を使わなくなるので、私服や髪型などが放っておくとドンドンダサくなっていきます。(経験談)
・中退後にするべきこと
高校が嫌ならすぐ辞めるのはおすすめなんですが、その後は高校に残るよりもハードモードになることは覚悟してください。
いわば、諸刃の剣です。
ですが、「中退する」という選択をする行動力があれば今後も大丈夫だと思うので、自分を信じて頑張りましょう。
ここからは、高校を中退した私が「中退後にやったほうがいいこと」についてアドバイスしていきます。
・1 通信制か定時制の高校に通う
最終学歴が中卒というのは、今後を考えるとかなり厳しいので、通信制か定時制に通うのをおすすめします。
私は高校中退後、通信制の高校に入りましたが、かなり楽でした。
月1回高校に行けばよく、しかも少しいればすぐ帰れる、みたいな。
定時制のことはよくわかりません。
結果的には、「〜高校卒業」という肩書きさえ手に入ればどこでもいいので、気楽に決めてしまいましょう。
・2 高卒認定を取る
通信制にすら通いたくない人は、高卒認定を取りましょう。
高卒認定を取っても、最終学歴は中卒のままです。
しかし、大学の受験資格を得られるので、選択肢の幅は広がります。
この試験は、通信制や定時制に通いながらも受験可能なので、大学進学を考えてる人にもおすすめです。
大学受験に向けての基礎学力をつけることができます。
・3 大学に進学する(行きたい場合のみ)
中卒より高卒、高卒よりも大卒の方が、就職するときの選択肢の幅は増えます。
海外で働きたくなった場合は、大卒じゃないと就労ビザを取るのが難しいので、行っておいて損はありません。
大学に行く気がない人や経済的に厳しい人は、無理していく必要ありません。
大卒の資格は、無いよりもあった方がマシ、という程度です。
・4 手に職をつける
手に職さえあれば、安定的に食べていくことが可能です。
なので、手に職系の仕事をしたい人は、それに向けて努力しましょう。
美容師・ネイリスト・料理人・整体師など、スキルを身につければ1人で独立してやっていくことができます。
また、ライター・プログラマー・イラストレーターなどネット上で完結する仕事をすれば、家にいながら収入を得ることができます。
やりたくないことを無理してやって手に職をつけても意味がないので、興味のある場合はやりましょう。
・5 プログラミングを始める
プログラマーは、今後ますます需要が高まります。
現状でもプログラマー志望者は増えつつありますが、供給は全く足りて無い様子。
なので、就職もしやすいですし、将来的にも有望です。
「学歴も年齢もあまり関係なく、将来的にコスパのいい職業は何か?」
と言ったら、今は間違いなくプログラマーでしょう。
ちなみに、私はこれから就活を始める予定なので、その辺の体験談も今後記事に書いていく予定です。
・6 エンタメ系で一発狙う
最後はこちら。
今後伸びる業界としては、IT系とエンタメ系以外考えられません。
なので「youtubeやゲーム制作、マンガ、アニメなどで一発当てる」というのが、博打としては一番可能性があると思います。
ただ、ほとんど運に左右されますし、一発当たる保証はどこにも無いので、何か本業をしながら同時に行うのがいいと思います。
・結論 自分の選択を信じるべき
結果としては、辞めたければ辞めるべきです。
いやいや通い続けても、いいことなんてほとんどありません。
私は、辞めた瞬間にそれまでくすんで見えていた景色がパッと明るくなりました。
そんなマンガみたいなことが現実に起こるんです。
高校がどうであれ、その後の人生でも悩むことは絶対にあります。
「大学辞めようかな?」
「今の会社辞めようかな?」
「今の彼氏(彼女)とは別れようかな?」
「田舎に移住して家を買おうかな?」
そうなった時にどうすればいいのか、最終的に決めるのは自分です。
誰かに意見を求めてその通りにして、失敗した時にその人に責任を押し付けるような、見苦しい人間にはならないで下さい。
人生は選択肢の連続で、それを決めるのはいつも自分。
それが自分の人生を生きてるってことなので、みなさんは不安がらずに自分の人生を噛み締めて生きてください。