TAWASHI氏の東大2年連続不合格と3度目の挑戦について思ったこと
はい、ども。
ドラゴン堀江という番組で東大合格を目指していたタワシ氏が、今年も不合格という結果で終わりました。
その後の動画で来年も挑戦すると言っており、コメント欄も応援コメントで溢れかえってます。
今回は、それについて思ったことを書いていきます。
先に書いておきますが、私はタワシ氏の事を嫌いではないし、むしろ応援してる側です。
・最低点に53点足りない
今回のタワシ氏の点数が290点で、合格最低点が343点なので、53点足りません。
53点というと、大体数学3問分の点数。
素人目から見てもこの結果は、決して惜しくありません。
東大は0、5点差とかで落ちる人もいるそうです。
それが53点も開いていれば「惜しかったな。問題の相性が悪かっただけだよ。来年は絶対受かるぜ」とはならない事は、誰もが疑いの余地はないと思います。
・1年勉強して上がったのが13点
前回が277点だったので、1年で13点上がってます。
ドラゴン堀江の時は「勉強期間が9月からの半年だった」という事で、落ちても期間が短かったことが理由になりました。
で、今回は1年フルで勉強してます。
タワシ氏の芸人としての仕事がそんなにあるとは思えないんで、仕事で十分な勉強時間が取れなかった、などという事はないと思います。
1年本気で勉強して上がったのが13点。
手を抜いたとか、努力が足りなかった、というつもりはありません。
それよりも思ったのが、知能にも限界があるんじゃないか?という事です。
・1浪で東北大と早稲田に受かっていた
今回の点数的に、東大・京大以外の旧帝大なら受かってたんじゃないか?と思うわけです。
スポーツは年を取るごとに能力が衰える、と誰でも思ってるはず。
ところが、頭の場合は鍛えればいつだって良くなる!みたいな考えがまかり通ってるんですよ。
50歳の主婦が東大に受かった!みたいな本がそれに拍車をかけてると思うんですが、そんなの特例です。
タワシ氏は1浪して東北大と早稲田の所沢キャンパスに受かってるみたいです。失礼な言い方になるのかもしれませんが、タワシ氏の限界は東北大レベルなんじゃないかと思いました。
・無闇に応援するのはいかがなものか
youtubeのコメント欄は、中には厳しい意見もありますが、ほとんどは応援コメントばかりです。応援コメントを書かないとこっちが叩かれる、みたいな風潮すらあります。
でも、1年本気で努力して13点しか上がらず、最低点に53点足りない人に「頑張れ!」というのは、あまりにも無責任だと思うんですよ。
例えば、サッカーの才能のない子供に「頑張ればきっとサッカー選手になれる!」というのは間違いです。
才能がないなら才能が無いとはっきり言って、さっさと別な道を探させる方がよっぽどその子の為になるんですよ。
タワシ氏の場合は、東大受験をきっかけに今まで無かった知名度が上がって仕事に繋がってるんで、受験を続けるのはむしろ+だと思います。
ただ、「努力するのはいい事だ!」「頑張ってください!」「感動しました!」の言葉をバカみたいに唱える人が多い状況に違和感しか覚えないわけです。